協会紹介

世界華人工商婦女企管協会日本分会について

本部を台湾に置く世界華人工商婦女企管協会(略称:世華)の設立背景

1970年代から1980 年代にかけ、台湾の経済成長と共に、女性労働力のニーズも高まった。それにより、女性が結婚後も自己実現や家計のために仕事を離れず、共働き家庭も増えていく。

このような社会背景から、永久名誉会長である周文璣初代会長の「働く台湾女性は今や世界各国にいる。連帯団結して知恵を出し合えば、さまざまな分野で力を発揮することが可能だ。それは、必ずや国際間のコミュニケーションを強化し、ビジネスの発展を促すだろう。我が国と世界の経済に寄与し、パブリックディプロマシー(公共外交)を促進する。」との考えのもとで、1980年、「中華民国工商婦女企管協会」が設立された。

その後、台湾国内はもちろん、世界各国にも次々と「分会」(支部)が発足する。1994年6月、アメリカのサンフランシスコで「世界中華工商婦女企管協会」が設立。社会に貢献したい台湾の働く女性の力を結集する組織となる。また各国の会員はそれぞれの国における慈善事業や交流活動等にも従事。公共外交において、欠かすことのできないウーマンパワーとなる。

1997年、柯杜瑞琴第二期総会長が「世界に目を向け、情報を入手し、ネットワークを構築して、経済貿易を促進する」を唱え、さらなる会の発展のため「世界華人工商婦女企管協会」に改名した。

日本における世華分会の設立

2001年、「世界華人工商婦女企管協会日本分会」が発足し、現在は10期目の紀秋美会長に交代した。また、2017年には、「世華日本関西分会」が設立された。

世華日本分会の目指すもの

世華日本分会は台湾本部の柯杜瑞琴第二期総会長のスローガンに共鳴する形で事業を進めている。日本国内の働く台湾女性をまとめ上げ、ウーマンパワーをより発揮できる環境を創出する。使命感が強く、志を同じくする仲間たちと手を取り合って、経済発展に寄与するだけではない。文化、芸術、科学、教育、防災等々、様々な分野で日本と台湾の交流が何よりも大事なことだと考え、日々邁進していく。